新型コロナウイルス流行に伴う外出自粛要請が出ていて、普段よりはどうしても暇です。古希を迎えた両親の外出頻度を下げるために代わりに買い物に出たり、往診や出張があったりで外出機会もありますし、この時間を使ってマスクを作ってみることにしました。

宅配の荷物を梱包していた箱の厚紙を再利用して型紙を作りました。お顔の大きさや骨格・筋肉のクセ、耳の位置などで微妙に適した形は違うと思います。自分のでかい頭でも使いやすいよう、顔の大きい人向けのマスクを参考に。

使い古した手拭いを元に、生地を切り出していきます。型紙を当ててチャコペンで縁取りをしてから、裁縫用の裁ちバサミで切り取っていきます。型紙が微妙に上下非対称になっているので、左右を混同しないように印をつけておきます。


呼吸のしやすさと密閉性との折り合いを考え、手拭い素材を2枚重ねます。平織り素材なので、そのままだと端からほつれてきてしまいますから、補強の意味も兼ねて折り返し。素材が薄いのでヘラの先で擦れば簡単に折り目が付きますね。折り返したら縫い付けます。



中央の縫い合わせが終わったら、一度ひっくり返して縫い目がしっかりしているかを確認します。問題なければ耳に掛けるゴムを通す筒部分を縫います。



ゴム紐が通ったら長さを調節して完成です。

段々手際が良くなってきて掛かる時間も短くなってきました。効率向上のためミシンを使おうか思案中。