油断していたら一気に冬がやってきました。WordPressのエディタも一新されていて、まるっきり勝手の違う操作感に戸惑いながら書いています(ノ∀`) カテゴリーの付与の仕方も判らないよ……(結局、投稿後に編集で付け足しました)。
昨日に続き、今日も朝からとても寒い一日となりました。熊谷では1月半ば相当、県南では最も寒い時期を上回る寒さだったそうです。往診に向かう道すがら、真っ青な空に一筋の飛行機雲がくっきりと描かれていきました。上空に寒気が流れ込んでいて、すっかり冷え切っている証です。
飛行機雲が出来る環境は、キンキンに冷え切っていて今すぐにでも凍りたいに、集合するための手がかりがないばかりに凍れないでいる水蒸気で満ちている空気です。飛行機の燃焼排気に含まれる微細な粒子を核に、一気に氷の粒になったものが、遠く地上からは一筋の雲として映るのです。
寒さが増したことで、屋内の乾燥が進みます。既に屋外の乾燥も進んできています(正午頃越谷で測った屋外の湿度は25%程度でした)ので、その空気を暖めれば更に湿度が下がり、著しい乾燥になります。
乾燥した空気環境に長時間滞在すると、喉や鼻の粘膜が乾燥し、粘膜にとりつく外敵(風邪などのウィルス)を排除する能力が低下するので、増殖を食い止めきれず、粘膜の痛みや発熱などの症状を引き起こしやすくなります(一言で言うと風邪を引きます)。
「粘膜が乾燥するから風邪を引きやすくなる」のであれば、「粘膜が乾燥しなければ風邪を引きにくい」となるのもご納得頂けると思います。粘膜の乾燥を防ぐことが、風邪予防の大きなポイントの一つです。
粘膜を潤すには、何をおいても水分です。水分をこまめに摂りましょう。暖かい飲み物で身体を温めて、循環を高めることも免疫力を向上させます。お茶やコーヒーのカフェインが苦手な方、お茶やコーヒーを摂取しすぎてしまう方は、カフェインを含まない麦茶や、カフェインの非常に少ないほうじ茶などがおすすめです。
また、飴をなめたり、ガムを噛んだりすることで、唾液の分泌を促すのも、水分の供給を高めるためには効果的です。唾液には抗菌効果や消化を助ける効果、歯の表面を補強する効果もあり、風邪予防以外にも様々なメリットがあります。
のど鼻の粘膜と、乾いた空気の間にワンクッションを置くのも良いでしょう。マスクがお勧めです。マスクは内側に呼気に含まれた水分が留まるため、吸い込む際に乾いた空気を湿らせてくれます。きちんと鼻まで覆うのをお忘れなく。
さて。

高校時代の同級生である、熊谷駅前のウスキングベーグル店長、臼杵健さん発案の「くまがやサンタプロジェクト」の末席に加えていただくことになり、本日往診帰りに、NPO法人ゆりかごさん謹製のサンタ帽を受け取って参りました。
サンタ帽を被ってお仕事をしたり、いろいろなイベントに参加したりすることで、熊谷の街にクリスマスの楽しい雰囲気を高めていきたい、というプロジェクト。臼杵さんは「まだ着地点の見えないプロジェクトでねぇ」と謙遜されていましたけど、着地点が見えないからこそ面白いじゃないですか(゚∀゚)

プロジェクトの様々な催しが行われている時間帯、営業時間中だったり、往診のご予約があったり、会合に参加する予定が入っていたりで直接参加させていただくことが出来ていませんが、クリスマスの明るく楽しい雰囲気を、この熊谷に少しでも増やしていくために、今日からこの帽子を被ってお仕事したいと思います。