しばらくお休みを頂いてしまいました。ほぼ一月ぶりの投稿です。
【しばらく余談】
先月の下旬に軽く風邪を引いたのですが、その風邪が鼻に飛び火してしまい、子供の頃からの持病であるところの副鼻腔炎を発症してしばらくぼんやりしておりました。元々呼吸器系が弱く、少しの風邪で副鼻腔炎にリーチがかかる体質です。恐らく、生まれるのがもう30年ほど早かったら、抗生物質などの恩恵にも与れず、風邪から肺炎や髄膜炎、脳炎などを併発して、大人になることが出来なかったのではないか、と考えています。現代の標準医療様々です。
私の場合、副鼻腔炎の症状が強くなってくると、炎症部分から発するヒスタミンなどの炎症を惹起する化学物質が拡散するからか、鼻も喉も耳も腫れぼったくなってきます。気道が狭くなることで酸素を取り込める量が減り、また頭蓋骨内部でも炎症の為に血流が阻害され、意識のレベルがほんのり低下してしまいます。ひどくなってくると、ぼーっとして何もする気が起きなくなってしまいますし、注意力も散漫になるのでミスも多くなります。仕事に支障が出ないよう(お客様にもご迷惑をおかけしないよう)、営業時間中は抗ヒスタミン薬や消炎鎮痛剤の力を借りてシャッキリしていますが、終業後はまるでカカシです。
副鼻腔炎で忘れられないのが、中学1年生の時のことです。初めて副鼻腔炎を発症していた私は、それが副鼻腔炎だと知らず、ただただ「何だかぼーっとしちゃって元気が出ないし集中力も湧かない、でも熱が出たりどこかが激しく痛かったりするでもない、謎の症状」に翻弄されていました。授業に身が入らないから、だんだん成績が落ちていきましたし、余りを貰って三人前を平らげる給食も、日を追うごとに少しずつ量を減らしていきました。遂に自分の分を食べきるのがやっとになった日、担任のN塚先生が心配そうに「体調悪いんじゃないのか?辛そうだぞ?早退しても良いぞ?」と声を掛けてくださっても、「大丈夫ですー」と上の空で返すのがやっと。その翌日遂に自分の分すら食べきれずに残したら、先生は一言「いいから帰ぇれ」と仰り、有無を言わさず早退と相成りました。すぐ医者に行ってレントゲンを撮って貰って、頬の内部が真っ白になった写真(炎症が起きている)を見せられ、初めて副鼻腔炎という名前を聞いたのです。思い返しても「三人前平気で喰う奴が一人前食えなかったらそりゃ心配されるわなぁ」と苦笑する思い出です。
副鼻腔炎で生活の質を損なわないよう、常日頃風邪を引かないように、自分の弱点を意識した、身体を冷やさない生活を心がけていますが、疲れて寝落ちしてしまった時などはその限りではありませんで(ノ∀`) 風邪自体は4-5日で完治したものの、副鼻腔炎の影響から脱するのに時間がかかってしまいました。逆に言うと、風邪を引くとこういう辛い目に遭うのが分かっているので、普段から風邪予防を意識した生活をしていますし、お客様にも風邪を引かないように様々なアドバイス(自分の身体で実証実験済)をさせて頂いております。基本、私のアドバイスは、自分で辛い目に遭った(風邪を引いた、使いすぎで肩や肘を痛めた、ぎっくり腰になった、等)ところを下敷きにしております。それが少しでもお客様の生活の質を高める役に立つなら、と思っています。
【ここまで余談】
【ここから本題】
今日はとても暑い一日でした。身体がまだまだ暑さに順応しきっていないタイミングでのこの気温ですから、今夜は寝苦しかったり、手足が火照った感じがしたりと、体温の調節がうまく行かない不快な感じを覚えるかも知れません。ただ、ここで一気に薄着になってしまうと、朝晩の涼しさ(本日の最高気温31度→予想される明日朝の気温18度、13度の差)で一気に体調を崩してしまいかねません。薄着になる場合でも、お腹や首回りを冷やさないよう、ご注意ください。薄着になるのは手足の先だけがお勧めです(同じ寝間着で袖裾を捲って寝る等)。