【はじめに三行】

・空気も建材も乾燥していて火災のリスク大です。悪化こそすれ、すぐには改善しません。

・火と暖房器具の取り扱いには十分なご注意を。

・火と暖房器具の取り扱いには十分なご注意を。(大事なことなので二度申し上げます)

新年のご挨拶が遅くなりました。明けましておめでとうございます。当院も、昨日より新年の営業を開始致しました。例年1月は空いていて、お時間や施術の内容など、患者さんのご希望に添いやすい月になっております。白菜などの冬野菜もご用意してお待ちしておりますので、どうぞお越し下さい。

さて、先日所用で立ち寄った深谷市消防本部のロビーにあったモニターを見たらこのようになっておりました。【火災気象通報】とは、消防法の定めにより、【実効湿度】と呼ばれる数日間の湿度の推移(建材の乾燥状態と密接な関係があります)や風速など、火災が発生したときに被害を大きくしてしまうような数値が高いときに発報されるものです(基準は自治体によって違います)。

空気が非常に乾燥しております。最後にまとまって雨が降ったのが11/23、一月半ほとんど雨が降っていません。空気の乾燥が長期にわたったため、水分を蓄えていた建材(建物の木造・布・紙部分、家具・布団などの什器類)からも水分が失われ、一度火がついてしまうとなかなか消し止められない状況になっています。この状況、ちょっとやそっと雨が降った位ではすぐに改善しないので、当分の間続くと考える必要があります。更に言うなら、当面、この地域ではまとまった雨や雪の予報がありません。

いつも以上に火の元の始末、暖房の取り扱いには注意して下さい。火の元を離れるときは面倒でも必ず火を消す、暖房器具の周りや温風の吹き出し口付近に布や紙などの燃えやすいものを絶対に置かない、電気の暖房器具も未使用時はコンセントを抜く、配線が古くなっていて発火するリスクがある暖房器具は使わない、寝たばこはしない、等々。

どんなに健康に暮らす努力をしていても、火災が起きてしまっては元も子もありません。火災はいろいろなものを奪っていきます。重ねて、火と暖房器具の取り扱いにご注意下さいますよう、お願い致します。