【最初に三行】

[1]台風に先駆ける前線の大雨に警戒が必要です。

[2]台風本体が思ったより近づいています。台風本体への警戒もお忘れなく。

[3]台風21号の影響で、土砂災害と河川の氾濫が起こりやすくなっています。

【本文】

台風22号は沖縄本島のすぐそばを通りながら、進路を北から東に変えつつあります。前線に近づくにつれ、前線に流れ込むエネルギーも増え、前線の活動が活発になりつつあります。当院の辺りでも、時間の経過につれて、徐々に雨脚が強くなってきていますね。月曜の朝位までは雨が降り続きますし、風向きによっては局所的に集中豪雨になる恐れもあります。避難場所・避難経路の確認はもちろん、早目の避難も念頭に置いて準備を進めて下さい。

また、台風の予想進路が北寄りになった場合、中心が九州南部・四国・近畿・東海・関東の各沿岸に上陸する可能性があります。中心が近づけば、それだけ風雨が強まる可能性が高まります。先日の台風21号での大量の降雨により、地盤は緩んでいますから、ここにさらに大雨が載ってくると、土砂災害が発生するリスクが格段に高まります。斜面の近くにお住まいの方は十分に警戒して下さい。

21号で増えた川の水かさも、まだ十分には引いていません。河川の氾濫のリスクは高止まりしています。水路の近くには近づかないよう、水路の近くを通らないで避難できる経路を確認しておいて下さい。