【台風への備えを】
いよいよ台風のルートが定まって参りました。正直申し上げて、良い状況ではありません。
今の内に十分な備えをお願いします。

※気象庁の台風情報をスクリーンショットしました

【強風】
九州・四国・本州・北海道の広い地域で、より強い風が吹く台風の進路右側に入ります。風が大変強くなる予想です。

・建物の外にある飛びそうな物、倒れる可能性のある物は、屋内にしまうか、固定をするかして下さい。雨戸があれば閉めましょう。
・転倒したり、飛来物に衝突したりするリスクが高いです。避難が発生する場合を除いては、外出を控える事をお薦めします。
・飛来物でガラスが割れたり、飛来物そのものが衝突したりするリスクがあります。風が強くなったら、窓から離れてください。窓のない部屋があるならそこ移動して、壁から離れて下さい。
・飛来物で窓ガラスが飛散して、裸足や靴下では歩けない状況も起こり得ます。底のしっかりした靴を近くに置いて下さい。

【大雨】
九州への上陸後、往き足が速くなるので、台風そのものが居座り続けて大雨という状況は起こりにくいですが、湿った強い風が吹き続けるため、風下に当たる東側・北側に山を背負う地域を中心として、強い積乱雲が断続的に発生し続けて大雨になるリスクが高くなります。

・ハザードマップで浸水の起こりやすい地域を確認して下さい。実際に浸水が起こり始めてからの避難は非常に困難で危険ですから、自治体の情報は勿論、レーダー画像なども参考にして、念のために早目の避難を。
・地下やアンダーパスなど、水の流れ込みそうなところに長く留まらない様にして下さい。アスファルトやコンクリートで水の逃げ場がない都市部ほど、浸水・水没のリスクが高くなるので注意して下さい。

【雷・竜巻】
上記通り、断続的に強い積乱雲が発達する可能性があり、雷や竜巻による被害のリスクも高まります。

・近隣で雷が落ち始めたら、精密機器の電源を抜いて下さい。
・風に対する備えをして下さい(強風の項に準じます)。竜巻の場合、飛来物の速度が桁違いになり、壁を突き破ってくることもあります。風音が強くなってきたら、窓や壁から離れて下さい。

【電気・水道・食料】
停電・断水などが発生する恐れ、長く続く恐れがあります。

・台風が通過するまでは、お風呂の水を抜かずに貯めて置いて下さい(トイレなどで使える)。
・防災キットや保存の利く食品・飲料水などの場所を確認して下さい。不足がある場合は早目に買い出しを。
・車にガソリンを。